03年8月

8月16日

お買い物で大阪にでたついでに、梅田阪急が主催の夏休みバーゲンへいってみた。
会社の先輩が招待はがきを持っていて、それにはアンティーク着物も出品しているとあったので。
チェックをいれにいったが、やっぱり百貨店は高い。「うん、弘法市に行こう」と思い帰る。


8月15日

今日は奈良県の夏のイベント「燈花会」を女の子4人で見に行く。
これは着物を着るビッグチャーンス!!
何を着ていくか迷う。といっても夏の着物の手持ちは少ないのですが。
最初は銘仙の青い単(ホントのルールでは8月にはあんまり着ないんだろうな)を着ようかと思っていた。
しかし今まで長じゅばんだと勘違いしていたものが、母親の一言で絽の着物だったことが発覚(マヌケ)
早速それを着ていくことにする。
今回のコーディネートは
・着物に昇格した、白地に薄桃色の小さい花が描かれた着物
・紅色の半幅帯
・ピンクの帯締め(半幅だけど物足りなかったので)
・白レースの足袋くつした(300円でおととい購入。イイ)
に決定。
                 きもの
                ↑この着物

余裕をみて着付け開始。
いつもは着物の下に着るものは適当だが、今回は絽の着物なので(しかも白だし)透け透け状態。気を抜くわけには行かない。
ちゃんと肌襦袢、裾よけ、長襦袢、着物で着付け。
しかし、うまく着られたと思っていたら、着物が表裏反対なことに気付きやり直し。つくづくお間抜けである。
今度こそ完成~!と思ったら微妙に下着が透けている。ここまでやってもダメか!?と思ったけど、どうせ夜だしOKということにする。


そしていよいよ待ち合わせて、燈花会に出発。
4人のうち2人は今日も仕事だったので普段着。もう1人が今日のために浴衣を発掘して、1日かけて着付けの練習をしてきたとのこと。えらいな~。

今日は最終日で、春日大社の万燈篭とも重なっているため、すごい人だった。しかし燈花会をはじめて見る友人は、疲れも忘れてきれい~!と感激の様子。私も嬉しい。
                 着物
              あえてぶりっこポーズ

春日大社の近くまで行ったので、ついでに万燈篭も観ておくか、ということになる。
しかしこれがまた大変だった。最初はさくさく進むのだけど、途中から人ごみで動けなくなってかなり待たされた。
ようやく春日大社の本殿までたどり着いたら、拝観料をとるというではないか!しかも500円!高い。普段はこんなことないのに。
しかい今さら引き返すのももったいないので、嫌な顔をして払う。
結局、万燈篭は綺麗だった。しかし「もうわかったから来年はいいや」と不届きな感想を持った。
一応伝統ある行事なのだが、これならここ最近始まったばかりの燈花会のほうが何倍もいい。こっちは何回も見に行きたいと思う。
結局現代に生きる私達にも満足できるものでないと、いくら歴史があっても廃れていってしまうのではないだろうか。

今日はたくさん歩きまわったけど、心地いい疲れ。友人達も「奈良を見直した!」(奈良県民だけど)と言っていたので、案内した私も満足。また来年も行こう。

8月13日

                姿
               ↑こんな感じ
単衣の銘仙着物(市松模様に薔薇の絵柄)+赤の半幅帯+うそつきの衿(通販で購入)


今日は着物を着て、町へ繰り出してみました。といっても駅前の商店街だけど。
やっぱり、一人で着物でうろうろするのはちょっとドキドキ。
幸い、奈良で今開催されている燈花会のおかげで、浴衣を着ている人がちらほら。あんまり目立たずにすみました。
それでもやっぱりじろじろ見てくる人や、こっち見て何か言っている人を見ると「何?私着付けくずれてる?」とかむしょうに気になったけど。
でもこそこそ歩くのは止めよう、堂々としていようと思って歩きました。

フラフラ歩いていると靴下屋さんで、足袋状のソックスを発見。白のレースでちゃんと足首まであるやつ。なんと300円。即買いしました。

あちこち見ていると、バザーで着物を売っているところを発見。
そしたらおばちゃんがよって来て「自分で着たの?」とか色々話しかけられた。着物を着ていると話し掛けられやすい、というのは本当だわ。
でも、着付けについて口うるさく言われなくてよかった。むしろ「可愛い着物ねェ」「きれいに着れてるわよ」など言ってもらえて勇気がでた。
その店で可愛いエメラルドグリーンの銘仙の着物を発見。「これ可愛い!」と手をのばすが、店の人は「これはなんか薄汚い感じがするから良くない」とかいって他の着物をすすめてきた。
(売る気あるんだろうか?)と思ったけど、こちらの売上は募金に使われるとのこと。
それからお店の人はどういう着物がいい、とか色々解説してくれた。なかなか勉強になる。ついでに着物と帯を見立ててもらう。
いつもは「この着物かわいい」みたいなノリで買ってしまっているので、こうして帯とセットで考えるのは新鮮。
同じ着物でも、帯によってまったく印象がかわるのを改めて実感した。
結局モダンながらのお召しと、折鶴の柄の帯を購入。
まけてもらえて、それぞれ1000円。

勉強になったし、いいお買い物ができて良かった。
これからも着物を着てどんどん出かけてみよう。


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